浅草で落語と旨いもの三昧

浅草といえば、江戸の文化が色濃く残る街としてイメージされるのではないでしょうか。都内最大級の寄席「浅草演芸ホール」は、1階と2階合わせて340席という座席数を誇り、前身は、ビー卜たけしさんがデビューしたストリップ劇場「フランス座」だったことでも有名でしょう。今では看板猫も人気を博しており、落語好きがこぞって集まる場所とも言えるでしょう。浅草の歴史として街全体で芸人を応援してきたという愛情が今も感じられるのではないでしょうか。演芸ホールでは落語だけでなく、近年では講談で爆発的に人気を得ている神田伯山さんなどの噺を聞くこともできるようです。演芸の世界の方々はあまりテレビでお目にかかれないような芸人さんも多く、寄席に行ってみないと感じられない面白さは多々あるのではないでしょうか。そして本題ですが、こう言った芸達者な方々がこのむ店というのもまた芸達者な店が多く、飲み歩きはとても楽しい街と言えるでしょう。若かりし頃にナイツも通ったことで有名なのが「水口食堂」ではないでしょうか。嬉しいのは、昼の部が開演する前から飲めてしまうという点でしょう。定番のドリンクメニューはもちろん、100種類を超えるというフードメニューも自慢で、食堂オリジナルメニューであるいり豚は「カレー&トマト風昧」という癖になる味付けでした。古くから愛される名店と言えるでしょう。また、「珈琲アロマ」という店には、入船亭扇橋さん命名のトース卜メニューをいただけるでしょう。その名は衝撃の「ゴミ箱トースト」。10年ほど前、手品師の松旭斎小天華さんが「トッピング全種類のったトース卜を食べたい」と言って出したのがこの一皿。横で見ていた扇橋師匠の「なんだ、ゴミ箱みてえだな」と言う一言がきっかけでメニューとなったそうです。