鈴本演芸場

中央通りを歩いているとネオンがうるさく感じるはずなのに、なぜかそこに寄席の織が馴染んでいる。上野の定席と言えば「鈴本演芸場」。安政4年創業という歴史を持っていながら、飲食物の持ち込みが自由という驚きの寄席だ。寄席後の飲み歩きを想定しつつ、寄席中に空腹にならない程度に持ち込むのもいいだろう。ちなみに、着席すると目の前の座席に設置された折りたたみ式のテーブルが使用できるが、何かに似ていると感じるだろう。

そう、実は演芸場の先先代は鉄道マニアだったらしく、特注で誂えたものらしい。なんだか旅行を彷彿とさせられ、客席に座っただけでも非日常を感じられる嬉しさ。持ち込み自由ということで、焼酎ボトルと氷セットなんてものを持ち込んでくる強者もたまにいるようだが、一応「寄席」という場所は大人の遊び場ということで迷惑がかからない程度に楽しむのであれば結構という懐の広さ。

鈴本演芸場は「よ列の4番、5番席」が有名で、この席に座った男性が、休憩中にプロポーズしたというエピソードがあり、落語ファンからは「ラブシー卜」と呼ばれているのも注目だ。落語家もマクラにこの話を持ち出すこともあり、カップルで訪れるのなら是非狙うべき。開場と終演は切符売り場横で寄席太鼓の披露があるのも上野広小路の名物と言える。落語を楽しんだ後はもちろん上野へ繰り出してみてほしい。25種類の純米酒がウリの「純米酒BAR夜行列車」では、家族で店をやっており、和やかな雰囲気をも楽しめるだろう。昼飲みもできる純米酒バーなので、昼の部の前でも楽しめるだろう。都内はここだけしか飲めないと言われる出羽桜純米吟醸の「軽ろ水」も1合800円で味わえます。もちろん料理も鮭の吟醸粕漬やズワイガニ入りのカニオムレツ、自家製スモークチーズと生ハムクラッカーなどバラエティ溢れる美味しいものがいただける。

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